こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。
あなたの両親は、良い親でしたか?
世間一般の基準や、学者が本の中で主張する正論、心理カウンセリングであつかった感情等には惑わされないでください。
代わりに、自分の魂の声に耳を傾けて下さい。
近所の人や親戚、あなたのもう一方の親は、あなたが本当は愛している親のことを悪く言う(言っていた)かもしれません。
事実、親として足りないところがあったり、あなたや他の家族メンバーに対して間違ったことをしたのかもしれません。
偉い先生の書いた心理学や子育ての本を読むと、「こんな親はダメ」といった親に関する記述や、「親はこうあるべき」のような理想の親像がいっぱい書いてあります。
しかも、心理カウンセリングを受けると、子どもの頃に体験した、親に対する怒りや悲しみ、独りぼっちの寂しさ、不安の感情がたくさん出てきます。
しかし・・・・・です。
外野の声や、心の声に惑わされてはいけません
魂の声を聴いてください。
試しに、声に出して言ってみましょう。
「私の父親は、私にとって、世界で一番のお父さんです」
あるいは、
「私の母親は、私にとって、世界で一番のお母さんです」
このセリフに含まれる真実が感じられますか?
子どもが自分の親のことを「私の父(母)親は、私にとって、世界で一番のお父(母)さんです」と語ることができるのは、親子の間に「美しい愛」が存在したことの証しです。
小さい子どもが、「あなたのお父(母)さんはどんな人?」と人から聞かれて、「私の父(母)親は、私にとって、世界で一番のお父(母)さんです」と答えるところを想像してみて下さい。
なんと美しい光景でしょう!
一方、小さい子どもが、「あなたのお父(母)さんは、良いお父(母)さんですか?」と聞かれて、「はい」と言えずに下を向いている様子を想像してみて下さい。
なんと痛ましい姿でしょうか。
あなたが自分の親について、「私の父(母)親は、私にとって、世界で一番のお父(母)さんです」と語ることができるならば、それは、あなたのお父(母)さんがあなたに「美しい愛」を残してくれたからです。
その愛を大切に受け取りましょう。
そんな、あなたは、あなたの親が持っていた様々な良い部分を受け継いでいます。
あなたは、自分が親の子どもであることに誇りと喜びを感じられます。
自分が自分であることに誇りと喜びを感じられます。
本当の「自己重要感(自己肯定感、自尊心)」とは、そういうものです。
一方、自分の親を拒否したり、親や家族とのつながりを失うことは、結局は、自分自身を否定したり、自分自身とのつながりを失うことになります。
そのままの状態を続けている限り、自分自身に対しても、人生に対しても、確信をもって笑顔で「イエス!」と言うことが難しくなります。
あなたが、あまり自分のことを好きでなかったり、自分に自信を持てなかったり、頑張っているのに人生で行き詰まりを感じているのは、実はこうした理由によるものなのかもしれません。
ちょうど、今月の4月の週末に東京と大阪で「自己重要感」をテーマにした2日間の心理学講座を開催します。
今回の記事の内容にピンと感じるものがあった方は、両親や家族との関係改善を通して、人生を大幅に見直す良いチャンスにしてください。
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■初心者・未経験者向け(2日間)
■「ビリーフチェンジ・短期集中養成講座」
【東京会場】4月13日(土)~14日(日)
【大阪会場】4月27日(土)~28日(日)
【詳細・お申込み】
http://pro-therapist.or.jp/seminar-list/beliefchange2/
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あなたの悩みや苦しみが消えて無くなりますように。
心理セラピスト 棚田克彦